伊福のコラム
Vol 3
マンションの快適な住まいに向けて~温熱環境改善のすすめ~
recosys
公開日時
2026/1/12 23:56

マンションを各住戸単位で見ると隣りや上下階の住戸に囲まれていることもあって、一戸建てに比べると温熱環境は少し良いのかもしれません。
ただし、中間階中住戸と角部屋、特に最上階角部屋との比較では、断熱性能はかなりの差がでます。ひとくくりにマンションの住戸別の断熱性能や快適性を言い表すことが難しい建て方といえます。

さらに、省エネや快適という観点で設備を見ると
○ 窓が共用部分であり、取り替えは難しい→内窓対応
○ 玄関ドアを断熱性能が高いものに更新することが共用部分ということもあって難しい。
○ コンクリートの内断熱が多いので夏は暑さ、冬は寒さが蓄積される
熱橋(壁や柱、床の,コンクリートの交差する箇所は断熱施工ができないため、不快な外気温度の影響を受ける箇所が生じる(熱橋)

○ 既存マンションには十分な換気口が,ない場合があり、計画的な換気が,難しいことが多い。(構造躯体には換気口などを開けることは困難)
○ 高効率な給湯器に更新することが難しい場合が多い
など、ノウハウを持って望まないとバランスの良い省エネ改修の提案が難しい状況です。

住宅取得者への性能に関する各種アンケートを見ると新築戸建では、断熱、省エネルギー性能に対するニーズはもっも高いのですが、マンションの場合は、その性能向上の提案ができなかったり、情報が示されないことが多く、ニーズに現れないこともあるのかと思います。
とはいえ、お客様、入居者の快適な住まいに対するニーズはますます高まることは、必至であり、省エネ性能に応じた住宅ローン減税や補助金の重点化など、優遇策が,充実してきます。
省エネ性能向上は基本性能としても、資産価値においても必要とされます。
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