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マンションの断熱性能向上

recosys

公開日時

2026/1/14 05:46

マンションの断熱性能向上

断熱性能向上は、住まいの温熱環境が良くなり、快適、健康、省エネに影響する重要な基本性能です。省エネという観点では、断熱性能を向上すれば通常、暖冷房の負荷が減ることから光熱費削減効果が期待できます。

マンションで、最も熱の出入りが大きいのは「窓」(冬は暖かい空気の約50%が窓から逃げる)のです。

まずは窓対策から始めるのが最も効果的です。

マンションの窓は共用部分扱いですので、既存の窓の交換などは管理組合の同意が必要ですので、自由にできる室内空間として「内窓を設置する」ことが一般的です。なお内窓効果として、断熱性能向上と併せて、結露、防音、防犯対策としてのメリットがあります。

また、窓の断熱性能強化は補助金の「先進的窓リノベ事業」が使いやすいこともあって、増えてきています。

次いで外気に接する躯体(外壁、最上階屋根、最下階床)の断熱性能向上です。

外壁の断熱性向上については、コンクリート躯体の内側の断熱改修を行うことが一般的です。多くのマンションの場合、外壁コンクリートの室内側に「ウレタン吹付」となっていますので、これを剥がして、断熱性の高いボード系断熱材に更新することが一般的です。

弊社のグループ会社㈱リコシスでは、既存の石膏ボードに内貼りし、必要な箇所に気密処理を行うという工法(AIB工法)を開発しています。

施工に関して期間、手間、コスト共にメリットがあります(㈱リコシスのHPでご紹介しています)

最上階の場合は天井、最下階の場合は床の断熱改修も検討が必要です。天井は足場や脱落防止策、床は二重床の場合の束を避けるための施工性の問題があり、コスト、手間も考慮する必要があります。


 先進的窓リノベ2026事業

対象: 内窓設置、ガラス交換、ドア交換など

補助額: 工事内容に応じて最大100万円(補助率が高く、内窓設置で費用の約50%相当が戻るケースも)

みらいエコ住宅2026事業(旧:子育てグリーン住宅支援事業)

補助額:新築年、断熱レベル、住宅設備の組み合わせにより上限40万円~100万円

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