キーワードと解説
マンションの住戸内の結露対策
recosys
公開日時
2026/2/16 00:39

結露は、空気中の水蒸気が飽和状態(湿度100%)になり、水滴に変わる現象のことです。
室内の温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができます。これが冷たい面(窓、壁、天井など)に触れると、その接触点において空気が冷やされ、飽和状態(湿度100%超)となると水蒸気が結露に転じます。
例えば、室温20℃・相対湿度40%の場合、露点温度は6℃となり、6度以下の個所があれば結露します。
結露をほおっておくと、カビなどの発生につながることにもなります。
(マンション住戸内で結露が生じやすい箇所) キーワードは「温度差」、「湿気」、「冷たい面」
① 温湿度が高くなる場所:人が多く集まる、料理、洗濯物の室内干し、観葉植物設置個所等
② 表面温度が低く成る箇所:窓、外壁面(特に北側壁面)、外壁と天井・床の取り合い部(熱橋部)
③ 押入・クローゼット ➡空気が滞留しやすい
④ 壁体内、天井裏、断熱材の内部 ➡普段目に見えないため、注意が必要。
比較的温暖な地域(関東、近畿以南)では、熱橋部や壁体内結露やカビの発生は生じない場合があ
ります。

結露、カビ等が発生しないような対策
① まずは、断熱性能・気密性能を高めることが重要です。特に窓に内窓を設置すると、ガラス面やサッ
シュ廻りの結露がほぼ解消され、目に見えての効果大です。
② 断熱改修の場合は、断熱材をコンクリートにしっかり接着させるなどの適切な施工が壁体内結露防止
のうえで重要です。
③ 換気を適切に行い、室内の空気が動くよう配慮します。
換気孔をふさぐことなく、住宅内部を適切に喚起することが必要です。可能なら、せっかく断熱性能を高めて温度環境を良くするのですから、「熱交換型換気」の導入は関連設備としてベストな選択と言えます。
なお、クローゼットやコーナー部など、空気が溜まるような箇所にカビが生じるようでしたら、サー
キュレーターなどの使用で空気を動かすことも解決策の一つです。
(快適な室温、外壁温度の見えるか)
窓、外壁まわりの断熱性能を高める際に、例えば、暖房時に当該箇所のサーモグラフィー写真を撮ると、
改修前と改修後でみるとその差は歴然です。
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